幻のインターセプター!なぜ筑波にこの車が?!

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車好きに捧ぐ!筑波を走る”インターセプター”のヒミツ

 

おーっす!コムです。

 

みなさん、車は好きですか?

男の子なら誰しもが憧れる「車」。

今でもレクサスを買ったり、セルシオを乗り回す学生すらいるほど、

車ってロマンの塊ですよね。

 

自分は全然詳しくない方なのですが、ゴリゴリ巨大なハマーとかFJクルーザーとかみると、トキメキを隠せません。

速い車、大きい車、レトロな車、便利な車、色んな車があって、人それぞれ色んな好みがあると思います。

 

…中でもこの車をご存知でしょうか?

年代的にはオヤジ世代の方がよく知っているのかも知れませんが、

この車は今から数十年前、当時の若者たちが誰しも憧れた車なのです。

 

その名も「インターセプター」

映画『Mad Max』に登場した、伝説の車です。

 

マッドマックス』(Mad Max)は、1979年公開のオーストラリアのアクション映画作品である。

監督のジョージ・ミラーと主演を務めたメル・ギブソンの出世作品であり、後にシリーズ化された。

近未来の荒廃したオーストラリアの路上が舞台。(北斗の拳の世界観もここにルーツがあると言われている。)

スーパーチャージャーを搭載し600馬力にまでチューンナップされた漆黒の特殊追跡車「V8インターセプター(ブラック・パーシュート・スペシャル)」が物語で大きな役割を担っている。

(参考・抜粋:Wikipedia)

 

この映画では主役がインターセプターに乗って、暴走族たちを追いかけ復讐していくのですが、

当時映画を観ていた世代にとって、その姿はあまりにもかっこよく憧れの的だったそうです。

 

ボディもツヤッツヤのピッカピカでかっこいいッ…!!

この個性的でかっこいいフォルムに多くの人が心をガシッと掴まれました。

 

ここからが本題です。

このインターセプターが、

なんと筑波にあるんです。!!!

 

彩香の宿 一望にあるインターセプター

 

以前一度こちらの記事でも紹介したのですが、

今回は改めてこの車の所有者であり、筑波山で彩香の宿一望を経営するオーナーの蔵本さんに、

インターセプターをつくばに上陸させた経緯をお聞きしにやってまいりました!

 

筑波の人、やることの規模が凄まじすぎるぜ…!!

 

 

「お~う、いらっしゃい!よく来たね!」と言って旅館から飛び出してきたのは笑顔が素敵で身体の大きなお方、蔵本 剛さん

映画が公開された当時中学生だった蔵本さんはMadMaxを観てから、「大人になったらインターセプターに乗りたい」という気持ちが芽生え、そこから車に対する想いを通じて自分の人生が変わったと語る。

「自分らくらいの50歳あたりの世代の人たちって、やっぱり車好きバイク好きが多いんですよね。

それで学生時代にスーパーカーブームもありつつ、MadMaxのインターセプターにはとてつもなく憧れたんです。

そしてどんどん”唯一無二の車”が欲しいと思うようになってきてから、自分たちの世代にとってとても特別な存在だったインターセプターを手に入れるしかないなと。」

 

 

しかし調べれば調べるほど、”インターセプターは手に入らない“という現実的に難しい部分を直視せざるを得なくなっていった。

そこからランボルギーニやカウンタックなど様々なスーパーカーにも乗っていた時期はあったが、

2010年、沸々と積もって来た”インターセプターを本当に手に入れたい“という想いが、はじけた。

 

  手に入れようったって、何をどうしていいのか分からないレベルの代物ではないですか?

 

「まずはインターネットでインターセプターの行方を調べて、オーストラリアにあるパース自動車博物館へとメールを送ってみたんです。

最初はもう一台本物に近いインターセプターを作ってくれないか?って話だと思われたんですけど、

『いやいや、あなたのが欲しいんです』って言ったら

それはダメだ。これ以上のものは出来ないんだから。と断られたんです。」

 

それもそのはず。

当時博物館に展示されていたインターセプターは「世界で一台しかない本物」として誰もが認める唯一無二の車であった。

というのも、実際に映画に登場しているインターセプター自体は撮影のためほとんど壊れてしまっているのだが、

展示されていたインターセプターは、撮影に使われた本物のインターセプターを製作した担当から型を直接譲り受けた人物が、約4年間の歳月をかけてパーツから何からをかき集め、オーストラリアのフォードを元に自分用に作ったもの。

紛れもなく、現存している中で最もオリジナルに近い車両というわけだ。

 

 

 

  断られた時点で諦めるしかない、と自分だったら引いてしまいます。だって、自分のために作ったものは人には譲りたくないですよね。ましてや友人や知人の紹介でもない、誰かわからない相手にはなおのことだと思ってしまいます。

 

「むしろそこでダメって言われたら火がついちゃって。(笑)

そこから半年くらいずーっとメールを続けて、交渉に交渉を重ねました。ありとあらゆる手を打ちましたよ(笑)

するとある日、長文のメールが返ってきたんです。

英語の先生にメールを転送して訳してもらったら、

一番最後に「剛、あなたをMadMaxの世界に招待します」と書かれているから売ってもらえるかもよ!と聞いて、やったぁーー!って感激しました。」

こうして唯一無二のインターセプターは7年前、筑波にやってきました。

つくば市内を抜ける国道125号線などでも普通に走っているというインターセプター。

今までで一番遠くだと片道900kmの島根まで行ってきたとのこと。

実際に道端でインターセプターを見かけたら、3度見じゃ済まないだろう。

 

筑波の車好きが集まる和風レストラン キャニオンに停めてご飯を食べていると、駐車場のインターセプターを見た人がUターンして戻ってきて、

「すみませ〜ん」って入ってくることはよくあるという。

 

 

「このインターセプター自体が映画に出たわけではないけど、本物の魔力みたいなのは感じますね。」

  これが唯一無二の力…恐るべし。

 

 

一番の見どころ「スーパーチャージャー」が激しさMAX!!

「ちょっと座ってアクセル踏みながらこの赤いレバーを上げてみ!」

  え、いいんですか!そんなことやらせてもらっちゃって、、!!

「やらなくていいの〜?(笑)」

  やらせてください!!

 

そう言われてドキドキしながら運転席に座らせてもらうと、かなり深々と革のシートに沈み込む。

オーストラリアの車だから、長距離運転しても楽なようにこういう快適な設計になっているとのこと。

 

勢いよくアクセルを踏み込むと、車のサイドからブルルォオオオンブルルォオオオンと爆音が響く。

ドキドキしながら赤いレバーを上にあげる!!

カチッ!!

 

 

ギュルルルルルルルルルゥウウウウン!!

飛び出したエンジンの回りのスーパーチャージャーが高速で回り出す!!

 

  うおおおおおーーー!!!すげええええええ!!!

 

興奮が止まらない。あまりにもかっこよすぎる。

 

  ありがとうございました!!

「はぁーい!(笑)」

 

 

450馬力のエンジンが唸る音の強烈なインパクトが忘れられない。

しかしここで一つの疑問が。

 

  燃費悪そうですよね。

 

「最初日本に来た時、リッター600mとかでした(笑)

容量的には110リットル入るんですけど、最初に乗った時はすぐにガソリンがなくなるから穴が空いているのかと思って、

知り合いがいるスタンドに寄って兄ちゃん達を集めて、

「俺の車ガソリンが漏れてるからみんなで穴を探してくれ!」

「いやぁー漏れてませんよ?」

「漏れてるに決まってんだろ、もう空になっちゃったんだぞ!」

なんて言ってたら本当に燃費が悪すぎるだけだったみたいで(笑)

ギア全部替えて、今では3km/lくらいは走るようにはなったけど、

何やかんや2年くらいそのまま乗ってました。ハハハ(笑)」

 

戦車よりも燃費が悪かったそうです。

ここまでしてまで手に入れるなんて、とんでもないMadMax愛。

 

「やっぱり譲ってくれたオーナーさんも、お金じゃないって言ってました。

大金持ちはいくらでもいるけど、本当に情熱が伝わったから手放したんですよ。」

 

半年も折れずに交渉を重ねるなんて、並大抵の情熱ではないですもんね。

 

そしてなんと、映画に出演したメンバーをこの旅館に招いて、インターセプターにサインまで貰っている。

MadMax愛はどこまでも深く熱いようだ。

唯一無二のレベルが違いすぎる。

 

さらに彩香の宿一望館内の一部特設コーナーには「マッドマックスコーナー」があり、

映画に関係するグッズなどが展示されている。

(ちなみにここにあるのはほんの一部で、自宅にはもっと山のようにグッズがあるという…)

 

 

  これはめちゃくちゃレアだっていうプレミアグッズみたいなものもあるんですか?

「グースとフィフィ隊長(映画の主要キャスト)がここに泊まった時に忘れていったシャツがあります。」

 

 

 

さっそく待合室で見せてもらうことに。

 

水色のバッグから丁寧にたたまれた服を取り出してもらった。

 

 

 

「これがずっと日本でグースが着てたシャツです。」

  これこういう感じで持ってていいんですか?なんか額とかに入っているのかと思いました。

「一応、忘れ物として保管しているので。」

  あ、忘れ物なんですか!

「そう、もらったわけではなくて一応忘れ物扱い(笑)いっぱい忘れていってさぁ〜、ここからこれまで全部そう!」

  忘れすぎですよ!

 

「で、これグースの部屋着!」

  すごい、、マニアックですね(笑)

「グースこれでここに来てコーヒー飲んでたよ(笑)」

  こんなに忘れていったのってもしかしてワザとなんじゃないですか?

「そう、てっきりみんなが最後ここを出る時にああ、あのシャツお前にあげるよ」って言ってくれるのかと思いきや、「またお前のとこ泊まりに行くよ」って言われたから取っておかなきゃいけないなと思って。

一言「あげるよ」って言ってくれればやったあああって、額に入れてすぐに飾りたいくらいなんだけど、忘れ物だからねぇ(笑)」

 

ということはもしかしたらマッドマックスのスターたちがまたこの旅館を訪れる日が来るのかもしれない

 

筑波にはこんなに激しいバイタリティを待った方がいるんです。

まさかこの地域を世界に唯一無二のインターセプターがマフラーをブルンブルン言わせながら走っているなんて、夢のようなお話です。

そしてそこには、誰よりもひたむきに、そして誰よりも熱い情熱を持ったホテルのオーナーさんのMadMax愛があるのでした。

 

 

〜MadMaxファンの方へ〜

彩香の宿 一望では、MadMaxファンの方のためにささぐプランが用意されているそうです。

 

車好き、バイク好き、そしてMadMax好きのためのプランにぜひ足を運んでみてください。

 

そこには唯一無二の魔力に触れる大チャンスが潜んでいますよ!

 

それではまたジカイ~!(・∀・)/

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