合言葉は”一意専心”。35年の技術が詰まったそばが絶品の「手打ちそば いちい」さんにログイン!
おーっす!コムです。クックドゥルドゥー!
……すみません。見渡す限りの農地に囲まれて、先祖のニワトリの血が騒いでしまいました。
今回もつくばの良いところを発見したので、みなさまにご紹介したいと思います。
そのお店とは、「手打ちそば いちい」さんです。
「つくば そば」
で検索すると最上位にヒットするような人気のお店の模様です。
では、早速行ってみましょう!
レッツラゴーイン!
「いちい」さんはこんなところ!
こちらの立派な和風の建物がいちいさん。
元々は柴崎(テクノパーク桜のまるも付近)の炭火焼鳥専門店 備長さんの正面にあったという。
最初はそこで7年位お店をやっていたが、
12年前ほどに現在のつくば市金田という場所に移ってきたそうです。
合計20年も営業されている、長く愛されるお店ですね!
ここは筑波大や天久保から東南東の方で、大学から車で10分ほどの距離にあります。
(つくば市立桜中学校や、現在開発が進む流星台のエリアのすぐ近く)
少し坂を下って、広々とした畑や田んぼが広がるこのエリアに、
ドーンと、いちいさんはそばだっています。そばだけに♡
……そばだけに。
店内は和風で広く、高い天井のためかなり開放感のある明るい雰囲気。
家族などで来るのにもぴったりな印象です。
テーブル席、お座敷、個室、合わせて48席あるので、席に空きがあれば割りと大人数でも入れちゃいそうですね。
せっかく田舎の風景で先祖の地が騒いできたので、立派な大窓で田舎の風景が味わえるこちらの席をチョイス!
例えば東京なんかでは、こんな感じにスペースを贅沢に使って景色も堪能しながらのんびり~
なんてなかなか出来ないですよね。さすがつくば!!最高つくば!!時代がつくばを求めている!!
広大なつくばの自然の中にいることをじ~っくり体感。まじで精神が和む!!
店員さん達からも優しい雰囲気がにじみ出てて、既にめちゃめちゃ居心地がいい♡
そばが出来上がるのが待ち遠しいっ!
キリンと一緒に、首を長くしてそばを待ちます。☜(◔◞౪◟◔)☞
そばを打ち出して35年。”伝説のせいろ”のコシがすごい!
……それから約15分ほど。卓上に注文したそばがやってきました。
「せいろ(そば)がオススメよ。」
とお店のお母さん。
かなりお腹が空いていたので、オススメのせいろに加え、ガッツリ系の丼ものがついたこちらのセットをチョイスしました。
まぁまずは何より、せいろからトライ!
外二(そば粉十割、つなぎ二割)で毎朝店主さんが打ち上げるそば。
ここに移ってくる前と合わせて20年もの間そば職人としてお蕎麦を打ち続け、
しかもお店を始める以前も、趣味でそば打ちの楽しさに目覚め15年ほどの修行を積んだという店主さん。
つまり。
この計算式から求まる、店主さんの”そば歴”はなんと35年!!
長い間、一意専心に打ち続けてきたそばが食べられるのです!!
ちなみにお店の名前である「いちい」はこの一意専心から来ているとのこと。
「一意専心」…他に心を動かされず、ひたすら一つのことに心を集中すること。▽「一意」はいちずに、一つのことに心を注ぐこと。「専心」は心を一つのことに集中すること。(goo辞書より)
“いちい専心”な店主さんにそば打ちについてお伺いしてみると、
「どんだけやっても飽きないね。そばは打ち手の力の入れ具合で全く違うのができちゃうんだ。
例えば季節によって水を入れる量もごくわずかに変わるんだ。
いかに同じものをお客さんに提供するか、そこが難しいけど、ハマっちゃうね。」
と、職人としてのそばの魅力を教えていただきました。
では早速、35年の技術が詰まった伝説のお蕎麦をいただいてみましょう!!
そば通の最初の一口は麺のみでいく。というのを以前聞いたことがあります。
なので最初は何も付けずに、シンプルなそばの味を楽しんでみましょう。
うまいっ!!
太さはやや細め~標準なのかな?
手打ちなのにここまで太さが揃うのも、やはり熟練の業なのでしょう。
そして何と言っても噛みごたえのあるコシ、モチモチ加減がたまらないです。
さらに外二だからなのか、かほりも鼻から心地よく抜けます。
お次はいちいさんが、「そばとの相性を考えて作り上げたおつゆ」と共にいただいてみます。
あ、ちなみにコムが幸せ満点につき、顔のしつこさも満点になってしまっていたためサイズを小さくして調整してあります。
うまいっ!!
そばのかほりを崩さない、ちょうど良い甘じょっぱさ。
だしで優しい味わいになり、よりスルスルと食べられます。
いやぁ~~~幸せ。
35年の一意専心な店主さんの想いから生まれたのは、こんなに優しい味わいだったのですね。
さて、とはいえコムはまだ食べ盛り。
続けてセットの丼も食べてみましょう。
丼もうまい!がっつり系のセットメニューで満腹やっほー!
せいろとセットにしたのはこちらの焼き肉丼。
甘辛ダレで炒められたお肉に、人参・ピーマン・ネギと野菜が絡み、
ホクホクの白米の上にたっぷり乗っかった丼でございます。
いやぁ~、さっぱり系の美味しいお蕎麦に、ガッツリ系の焼き肉丼。
この組み合わせは大満足です。
ご飯がすすむ、強めの味付けが好みです。野菜も美味しいね!
幸せぇ~~!これはお腹をすかせた学生たちにもオススメな組み合わせですなぁ。ハッピー!
おーい、あぼちゃんもこっち来て一緒に食べようぜー!
キリンです。
お、きたきた。あぼちゃんにもセット注文したよ~!食べっペ~。
あぼちゃんに注文したのはこちら。
伝説のせいろに加え、天ぷらが山盛り乗った丼。
そして最後の〆で、この丼をお茶漬けにするためのお茶もついたセット。
果たしてキリンの口には合うのか……?!
キョロキョロと挙動不審な様子のあぼちゃん。
恐らく、サバンナではホタテとエビの天茶漬けセットを見たことがないのだろう。
まさか、前が見えてない。なぁ~~んてことは、ね。ないよね、あはははは。
そのくせ、なぜか箸使いは達者なもんである。
不思議なキリンもいたもんだなぁ~。
お味はいかがですか?
お蕎麦と天ぷら、やっぱり最高の組み合わせだね☆
ホタテとエビの風味もしっかり出てて、さくっとした食感がたまらないです♡
てか、キリンって草食動物じゃ?
まさか、実はキリンじゃない。なぁ~~んてことは、ね。ないよね、あははははははははは。
……さて、天茶漬けはここからがお楽しみ。半分ちょい丼を食べたら、お茶をかけましょう。
先程までのガッツリ感はサラサラ感に変わり、食事の後半戦にピッタリの天茶漬けが完成します。
セットの丼だけでも2度美味しい、このお得感ですよ。最高すぎるぅううう!!!
と、セットの定食を楽しみ終えたところでお店のお母さんより
「よかったらこれも食べてみます~?」
その手には何と…!
甘味も絶品!そば茶から出来たゼリーがウマP~~~
なんという愛情。
こんなヒゲモヒカンのおっさんと謎のキリンというみてくれなのにも関わらず、
「そばちゃで作ったゼリー、美味しいのでどうぞ♪」
と、甘味をいただいてしまった。
この見た目でどうしても誤解されがちなコム。ときには「網走出身です。」の一言に、一瞬会場がざわつくような自体も招いてしまうこともあったが、これはこの見た目だから仕方ない、と自分で理解しているつもりだった。
しかし、こんな怪しさ満点な勝手につくば大使withキリンに対して、こんなに優しさをかけてくれるなんて、なんて素敵なお店なんだろう、とグッと来るものがある。
お母さん!!いただきますっ!!!
そば茶のゼリーは初めて食べたが、黒蜜が程よい甘さで、お蕎麦の後にまさにジャストな和風なデザート。
なんて居心地がいいんだ。もう、うっかり間違って暮らしてしまうかもしれない。
お母さん、ごちそうさまでした!!
最後は人の良さ。愛情満点、いちい印の甘酒でス~パ~ハッピ~!
レジ前でお会計を済ませていると、またもやお母さんから
「これ私が作った甘酒なんですけどよかったら」
!!!
いえいえ、そんな。大丈夫です、そんなに優しくされたら暮らしちゃう…!!!
……本当にいいんですか?ʅ(◔౪◔ ) ʃ
そういって受け取ってしまった、お母さんの手作りの甘酒。
本当にありがとうございます。
お手製の甘酒ってあたりが本当に最高です。なんて嬉しいお土産を…!!
どれだけ人情あふれる良いお店なのかがみなさまにも伝わりますように。
というわけで、、、
飲みましょう。すぐ。
米麹の粒がしっかりと残った、甘さ控えめの甘酒でした。
…….心に染みるぜっ!!
あ~~~~暖かい。味も手作りの味がして安心する。お米の甘さがたまらない。
乾ききったサバンナにも、いちいのような心のオアシスがあればいいのに。
ちょっとキリンが何を言っているのかは分かりませんが、いちいさんは飾らず真っ直ぐに、お客さんを大切にしてくれる、とても暖かい素敵な場所でした。
ぜひ行ってみてください。
そしてあまりにも幸せで、顔のしつこさもMAXに達してしまったため、このへんでサイズの限界がきてしまいました。
それではまた次回!
手打ちそば いちい 詳細情報
営業時間 | 11:30~20:30(L.O.20:00) ランチタイム 15:00まで |
定休日 | 月曜日 |
場所 |
手打ちそば いちい メニュー(2018/02/04時点)
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