二の宮に料理がめちゃめちゃ美味い居酒屋があった!コスパも激熱。【酒亭縁-ENISHI-】

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つくば市二の宮の居酒屋「酒亭 えにし ENISHI」さんにログイン!

 

おーっす!コムです!

今回は二の宮にやってまいりました。

二の宮の中でもここは、東大通りをつくばセンター方面より南下し、快活クラブなどがある交差点を右折し少し行ったところなのですが、

右手に見えてくるこのえにしという居酒屋が、料理がとても美味しいとの話を聞きログイーーン!

 

※この記事は株式会社Salus代表大久保剛史さんの提供でお送りいたします。

 

縁さんに入ると、テーブルが3席と完全個室(7名席)と宴会個室(25名席)があります。

高級感ただようゆとりのある空間の中に、お皿やコースターなど細やかな色遣いの遊び心も見えますね!

最初は「一見さんには少し入りにくいところなのかも?」と思っていましたが、入ってみると暖かい「いらっしゃいませ」で安心。

 

開店突(18:00)したので、一番乗り。

取材ということで、まずはカウンターにお邪魔しました。

カウンター席は8席ありますが、平日でも常連さんで埋まってしまうほど人気らしい。今日は混んできたらテーブルに移動します。

 

亭主の横田さん(37)。つくば市谷田部の島名で生まれ、20歳のころ飲食業に飛び込んだ。日本料理店なだ万を始め各所で13年修行し、つくばに戻り2016年9月に縁―ENISHI―をオープン。

笑顔満点で会話を重ねながらも、手はすさまじいスピードで動き続けという圧倒的な職人技を目の当たりにし、すでに熟練の技を感じざるを得ないです。

ちなみに体脂肪率3%という締まった体の持ち主らしい。

 

そしてつくば横丁会のお忍びバー「Bar2」の中山道世さんもナビゲーターとしてご登場。

二の宮同士お店が近いこともあって、開店当初からよく来ているそうです。なのでお店のことをよく知る道世さんと大久保さんに縁の魅力を聞いてみました!

 

 

「ここではいつも何を食べるんですか?オススメがあったら教えてください!」

 

「ここはね、まずは何と言っても旬の素材を使った『本日のおすすめ』が外せないよね。去年夏に食べたトウモロコシのごはん、秋の牡蠣や栗も美味しかったなぁ~。こんな風に季節の思い出に残る、それが縁の本日のおすすめなんだよ。一年中楽しみにしてるんだ。今だとタケノコや鯛の料理がおいしそうだね。」

 

こちらが本日のおすすめ。旬の野菜、魚が使われた料理を中心に手書きでびっしりと書かれている。

ここで、価格帯がカジュアルなことにお気づきだろうか?

例えば赤茄子揚浸し¥680や鶏香草焼き¥900など、料理名を見るともっとお高そうな雰囲気なのに、つい「これもこれも」とオーダーしてしまいそうなお値段である。これはうれしい!

 

 

「安いよね~!私も開店当初からよく来てるけど、この値段でいいの?って感じ。しかも安いからといって味は本当に美味しいし。私の妹なんて、『ここの料理美味しい!!』ってハマってそれで働きだしちゃったくらいだしね(笑)」

 

「働きたくなるほど…!そんなに人を惹きつける料理って…ごくり。」

 

「そしたらいつも食べてるやつとか本日のおすすめとかからドンドン頼んじゃいますか!とりあえず生ビールくださ~い!」

 

ということで2人のナビゲーターとともに開幕。

これからどんな料理が出てくるのか大変楽しみです!!

 

かんぱーーい!♡

生ビールのグラスが…かっこいい!!

筆で柄が入った薄くて冷たい和風グラス。こういう些細なところまで雰囲気づくりにこだわっているんですね。

 

 

「しかしこのお店を料理一人で回しているって、すさまじい仕事だよね。しかもお客さんが多くても全然出てくるスピードが変わらないんだよ。店員のみんなも活気があって機敏だし、団結してるなぁと感じるね。居心地がいい!

確かに店員さんたちは何も言わずとも素早い動きでそれぞれの仕事をこなしている。この連携プレーはなかなか取れるものではなさそう…!そこで余裕が生まれるから、お客さんとコミュニケーションをとるのも自然で話しているこちらも楽しい。こういう雰囲気づくり、亭主さんの度量の大きさが垣間見えますね。

 

あまりに気持ちの良い最高のスタート(乾杯)を切ったので、すごい量の料理を注文しました(笑)

ということで味はもちろん、見た目も素敵な料理の数々を紹介していきます!

 

縁の料理がたまらんっっっ!!!

 

季節の野菜盛り¥880

こちら、女性にも大人気のカラフルで美しい色合いが特徴の野菜盛り。季節に合わせて野菜の種類も変わるみたいです。白みそドレッシングを付けて召し上がれ!

 

「これは女性に大人気!見た目も綺麗で、味も多彩で楽しいの。ちょっと珍しいお野菜もありますよね!」

 

「普段サラダでは食べたことがないような一風変わった野菜も取り入れたりしています。産地も茨城県阿見町の農家さんから仕入れているので新鮮です。」

 

例えばこちらのアイスプラント。表面が凍っているような見た目からその名がついている野菜ですが、野菜盛りに入っているなんてなかなか見ないですよね。

はじめて食べましたが、表面のプチプチ食感が何とも言えない不思議な感覚で楽しい!

季節に合わせて様々な野菜にトライできるのは、何度も注文したくなってしまう魅力ですね。

 

季節の焼き野菜¥850

焼きもあります!

こちらはさっきの盛りとは野菜の種類がガラッと変わり、一緒に頼んでもかぶりません。

カブやカボチャ、きのこなどが優しい味付けで素材の味を楽しめるようになっており、これまた箸が止まらない。野菜って、おいしい!

 

赤茄子揚浸し¥680

茄子もうまい…!茄子の味をしっかりと味わえるような薄めの味付けと、身がジューシーで噛むと出汁とともに飛び出してくる茄子汁がたまらない!!

 

 

「料理はもちろん美味しいんだけど、器も良いよね。一つ一つ料理に対してマッチしているし、より美味しく感じさせる。器も含めて作りこまれていた”作品”だねこれは。日本人の美学だ。」

 

「確かに、緑の茄子に薄茶の鰹節、それに対して器の大きさや質感も『おぉ~~~』と言いたくなるほどですね!!」

 

「それに箸だっていいよね。細い箸。スプーンとかと違くて指の感覚の延長で食べたほうがおいしく感じる日本の美学だよね。スプーンと箸の違い知ってる?

 

「スプーンと箸の違い?!違うものだから違います!」

 

「まぁそれはそうなんだけど(こいつ頭わりぃ~~)、スプーンは一回でいっぱい食べるために使うでしょ。それに対して箸は指の延長なわけ。手の感覚も使って食べるし、一気に食べるためではなくちゃんと味わうためのものなんだよね。ここの箸も先が細くてちゃんと味わうために良い。日本人の美学だ!!」

 

「ふむふむ、そういう見方もあるんだなぁ。大久保哲学ですね!この茄子をスプーンで食べるのは確かに違う!」

 

揚げ出し豆腐¥780

続いては揚げ出し豆腐。これは道世さんのイチオシで、来るたびに注文するそうです!

出汁がきいたつゆに、揚げ出し豆腐、白身魚、海苔、ネギがたっぷり。

こんなに薬味も乗って贅沢なのにこのお値段。すごい!

 

薬味いっぱいカツヲたたかない¥1180

茗荷、かいわれ、スプラウト、ねぎがどっさり。

下から少し顔をのぞかせているのはカツヲたたかない。色々とインパクトがあふれていますが、てんこ盛りの薬味とともにカツヲをほおばるとその新鮮さが分かります。ぷりぷり。

 

醤油、ポン酢、ごま油で味を変え楽しめるという素敵な状況(よだれ)

最近とても暑いので、こういうサッパリした料理が食べたくなりますよね。

 

お造り五点盛り 一人前¥850(写真は二人前)

お造りもいただきます!(食いすぎw)

この日はまぐろ、鯛、いか、たこ、縞あじ、しめさばでした。

 

「実はお刺身ももちろんなんだけど、この大根の”つま”あるじゃない?これもお刺身の種類によって変わるの。」

 

「うおっ、ほんとだ!大根だけじゃなく人参も混ざってる!お刺身によってここまで変化するなんて、どこまでもこだわりがあるんですね…!」

 

「素晴らしい腕前だね。さてコム君、お刺身といえば…?」

 

「大久保さん。言わせないでくださいよ。」

 

日本料理にはやっぱ日本酒!

 

若乃井 特別純米 ふうさん 生酒¥470/5勺、秀鳳 純米 出羽の里¥470/5勺

 

 

 

「あらためて、かんぱーーーーい!!」

 

やっぱ日本料理には日本酒ですよね!

どのお料理もあまりに日本酒といきたくなる味で困ってました(笑)

 

 

「日本酒って発酵ものじゃないですか。そして日本料理に使われる醤油とかも発酵もの。だから和食と日本酒って合うようにできてるんですよ。勝手にマリアージュするんです。それが食文化につながっているんです。」

 

ちなみにその日本酒の取りそろえが尋常じゃないんです。

 

この白いとこ全部日本酒!しかもすべて時期によって品ぞろえが変わるんです。

 

「日本酒は季節によって、そして日本の東側に偏ったりしないように日本全国から取りそろえるようにしてます。」

 

「そして大体日本酒ってお店だと一合単位なのね。なのに美味しいお酒を色々楽しんでほしいから5勺サイズであるんだよ。これがいいよね。」

 

日本酒好きにはたまりませんね!!ではこの勢いでさらに料理を追加します!!

 

稚鮎春巻揚げ¥960

蟹が踊ってる!旬の稚鮎に、サワガニの素揚げ。ちょいと香る苦味も甘めの日本酒と相性抜群です。

ついついインスタにあげたくなってしまうような、遊び心を忘れない感じが最高ッス!!

 

鯛かぶと煮付け¥880

鯛のお頭がこのお値段ってマジっすか?!

実は頭の部分って、めちゃくちゃ脂がのっていて旨味がすさまじいんです。

それにもちろんですが一尾からひとつしか取れないので、かなり贅沢に感じます。めでたい!

日本酒も止まらなすぎます。ま。いいよね、たまには♪

 

鶏香草焼き¥900

野菜お魚続きだったのでガッツリ系も!

結局どの料理も美味しいので、わざわざ美味しいって言わなくても分かりますよね(暴論)

分厚いのにやらかい。これはハイボールとも最高でしょうね!

 

鯛飯¥950/1合

〆に鯛飯を。

 

 

「縁といったらこれですよ!!これで炊いてるんだからね!!」

常連激推しのメニュー!ふたを開けると湯気に乗って鯛が飛び出します。いいかおり~~~

 

身をほぐして薬味とともに混ぜ込めば…ごくり。あんなに食べたのに、食欲が止まらん(笑)

お米の炊き具合もやや固めのしっとりで好みーー!!

じんわりと出汁・旨味が口にとろけだす鯛飯は確かに注文必至ですわ!

 

豆乳プリン¥400(左) 珈琲ブラマンジュ¥400(右)

デザートもぬかりなく(笑)

ブラマンジュとはフランス語で白い食べ物の意。風味が移っているので、白いのにコーヒーという不思議な甘味!食感はパンナコッタに似ています。

そして黄色い見た目の豆乳プリン。超がつくほど美味しい!これ以上ないほど濃厚で、どっしりとしていますが甘さはやや控えめで気が付くとペロっといっちゃってます。

 

振り返ると、クオリティに対して値段が安く感じまくってしまう飲み会でした。

「高級料亭を目指しているわけではないみたいですよ」と店員さんに聞きました。東京で出店するとどうしても地場代がかさみ、この値段設定では出せない部分がありますが、つくばなら美味しいものが手の届く値段でも食べられるんです!これは田舎の特権ですね。つくば万歳!!

 

ふぅ~~~おなかもこころもいっぱい!

 

いかがでしたか?二の宮で飲むときは縁さんもオススメ、と心のノートにメモしておきましょう!

忙しくても出入口まで見送って、お客さんへの感謝を忘れない横田さんの姿勢、大変勉強になります。

本気の仕事人のご飯、そしてお酒を楽しみにぜひみなさんも来てみてくださいねー!

 

酒亭縁さんの詳細情報

営業時間18:00~0:00
定休日水曜日
場所
ホームページ酒亭 縁

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