茨城県出身の日々かりめろさんの歌にココロを鷲掴みにされてきた！

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おーっす、あぼです！

あれ、一緒に筑波山ポーズをしている2人、みたことあるぞって？

それもそのはず、このお2人はじわじわと東日本で人気を集めているミュージシャン「日々かりめろ（ひびかりめろ）」さんだからです！

つくばだとイーアスやWonder GOOなどで見かけたことがあるのではないでしょうか。

今日はいつもお世話になっているつくばデザイン不動産の北島さんにお誘いいただき、この日々かりめろさんのライブに潜入することができました！やっぴー！

お2人の音楽にずっぽりと身を沈めてきたいと思います！

結成3年目で異常なほどの活動経歴！？

2016年10月に結成し、活動開始から2年4ヶ月が経つ日々かりめろさん。

この2年4ヶ月の間に作った楽曲は50曲以上、ライブ本数は725ステージ（2019/2/23現在）、そしてフルアルバムを3枚リリースしているという。

なんて活動熱心なんだ…！！

そんな日々かりめろさんは、こずえさん（Vo/AG）ときくPさん（P/Per）の2人で活動をしています。

もともとはひとりで音楽活動をしていたこずえさん。

そんなこずえさんに、映画をプロデュースをしていたきくPさんが「映画の挿入歌を作ってほしい」と依頼したのが2人の出会い。

映画の挿入歌は無事作成したものの、ちょうどそのとき自分の音楽活動やプロデュースしていた音楽イベントに関して悩んでいたこずえさん。

その結果、2016年の10月にこずえさんがきくPさんに自身のプロデューサーになってほしいとお願いし、2人は活動をスタートしました。

といっても開始2週間ほどできくPさんは単なるプロデューサーではなく、今のようにステージで一緒に音楽を奏でることに笑

そして2年4ヶ月、たくさんのファンに囲まれて、こうしてライブを日々されているのですね。

ライブ会場が熱すぎる！？手拍子と笑顔であふれんばかり！

ライブが始まるとお客さんは瞬時に慣れた手つきで手拍子をします。

それもそのはず、日々かりめろさんのファンの方々はもう日々かりめろさんにメロメロ…♡

足繁くライブに通い、どのタイミングでどの手拍子をするのかを完全にマスターしているのです。

あ、熱い…笑

途中日々かりめろさんの口から「タオル」のヒトコトが出ると、スッ。

準備万端じゃないですかーーー！！！

みなさん、タオルをスタンバってます

曲が始まるとみんなでノリノリでタオルを振り回しはじめました。

あ、熱い…笑

とあるファンの方に話を伺うと、「夫婦揃ってどっぷりハマっています。今日は松島にいたけれど、ライブがあると聞いて思わずきてしまいました。ちなみに家は山形です！」とのこと。

他にも今日のライブには県内全域、栃木、埼玉、群馬、神奈川からファンが集結。

あ、熱すぎる…笑

おごることなく地道に一歩一歩踏みしめて、ファンの方々を大切にしながら共に歩んできた軌跡が、日々のライブへとつながっているのですね。

丁寧にグッズにサインを書くこずえさん

グッズひとつひとつを手渡しで販売

そんなファンに愛されるお2人に少しだけお話を聞いてきちゃいましたー！！

2年4ヶ月、お2人活動されているということですが、やはり仲間とする音楽活動は楽しいですか。

充実していますね。ひとりでやっていたときは月に10回くらいライブをすれば多い方だったんですけど、今は1ヶ月に60ステージくらいやるんですよ。

今日もイーアスつくばで2ステージ、それとつくばデザイン不動産でのステージで3回ですもんね。

そうなんです。なので毎日毎日やっていて体力的にはきついし、結構すごく過酷で…お金がないときは車で寝たりするし…ハードなんです笑

わあ…数ステージもやったあとのそれはキツそうですね…

それと、きくPさんがお仕事にとてもきびしい人なんです。私は自分にとても甘いので、いつも「ちゃんとしなきゃだめだ！」と言われながらいます。なので1人でやっていたときはすごく自由にやっていたんですけど…でも今の方がお客さんもステージに立てば立つほど増えるし、こころの充実感が1人でやっていた頃とは全然違いますね。

ミュージシャンってどうしてもプライドが高かったりしがちなんですけど、こずえさんは以前に比べてとても素直になって、かなり成長したと思います。「こうしたほうがいいよ」というと、「なにくそー！」ってなっちゃう人が多いんで。素直に聞けないですから。本当にその部分が大きく良い方向に変わってくれたと思います。なんてね、普段馬鹿にばっかしてるけど（笑）最初なんか化粧もできなかったんだから（笑）

あはは、なんだかふたりのかけ合いもすごくおもしろかったです（笑）

普段通りの会話なんですけどね（笑）

そんな充実感をもって毎日いろんなところで歌っていらっしゃいますが、50曲以上ある曲の中でも思い入れのある曲、「この曲は聴いてほしい！」という曲はありますか。

「卒業」ですかね。

「卒業」はどこでやっても、見知らぬ土地でも1番足を止めてもらえるんです。

なんでですかね？

なんでだろう、ノリもいいし、ちびっこからおじいちゃんおばあちゃんまで聴いてくれるので初めて聴くには入りやすい曲なんだなと思います。それに、この曲は日々かりめろのいろんなものが濃縮された歌なんです。結成してすぐの歌ではあるんですけど。リズムがパンクロックみたいなノリのところもあるし、ちゃんと聴かせるところもあるし、そしてストーリーはすごく切ない歌詞なんです。日々かりめろは歌詞カードを見ながら聴いてもらいたいくらい歌詞にはこだわっています。

歌詞、いいですよね。聴いていてすっと心に入ってきて、それでいてじんわりほっこりしました。

そういってくれると嬉しいです。「卒業」もノリがいいくせにそんな曲なんですよ。なので「卒業」が1番「日々かりめろ」なのかなってぼくは思いますね。

私は…思い入れのある曲はいっぱいあるのでむずかしいのですが…2ndアルバムに入っている「ふるさとの贈り物」ですかね。私が八郷、裏筑波に住んでいるので、筑波山をイメージして作りました。つくばの皆さんには特にぜひ聴いていただきたいですね。

今までで1番大変だったことはなんですか？

伊勢崎かな。伊勢崎の大きなショッピングモールにフェスみたいに大きなすごいかっこいいステージがあるんですよ。「ここでいつかやりたいね」って言って何回か申し込んだんですけど、雨が降ったり大雪が降ったりで2回つぶれちゃったんです。もう、運がなくて。それで3回目、やっと！という時が夏だったんです。伊勢崎の夏、暑いでしょう？設営の時ですら気温が38度で。ライブ始まったら40度超え。つらくて汗が止まらなくて、途中からふらふらしてました。でもそんな中でも聴いてくれているお客さんがいたんです。もう、物販のテントを引っ張り出して、せめて日陰に入ってくれとお願いしたほどです。それが1番つらかったかなあ。しんどかったですね。

精神的にというか、体力的に、のほうなんですね笑

精神的につらいのは意外とすぐ忘れちゃうんです。お客さんがよろこんで帰ってくれると、つらいことがあってもすぐ忘れちゃいますね。

今日もすごくいっぱいお客さんがきていましたね。

本当に有難いですよ。少しずつだけどやってきた成果がみえると、本当に嬉しいです。

これからもライブを重ねれば重ねるほど、たくさんのお客さんが日々かりめろさんの魅力に引き込まれていくと思います。これからお客さんになる方に伝えたいことはありますか？

私たちの曲は初めて聞く方でもすっとなじみやすくて、小さい子から若い方から年配の方まで、「あ、これはいいな」と思う曲が１曲はあるんじゃないかと思います。いろんなジャンルの曲をやっているので、ぜひYouTubeで聴いていただきたいな、楽曲に触れていただきたいなと思います。気に入ったらぜひライブに遊びに来てください！漫才みたいなMCも楽しいと思ってもらえると思います。

あと、ぜひ伝えたいのは「今が旬です！」ということです（笑）売れっ子になってしまってから好きと言ってもらうのもいいですが、ぜひ育ててほしいんです。「自分たちが育てた」って言ってほしい。まだ売れていない今がまさにその時期なんです。あとは、ぼくらは他の人よりもお客さんを楽しませることばかり考えているんで、そういうところでは付き合っていてつかれないミュージシャンだと思います。「俺すげーだろ」って押し付けないので（笑）安心して近寄れると思います。