突然ですが、みなさま。この場所をご存知でしょうか?
ここは大曽根の裏路地の交差点。
東大通りからなら、大穂のマックの手前にあるファミマを左手に右折した先に、テクノパーク桜からならセリアの脇をずっと北上してきた場所にあるこの場所ですが、
なんとここに本日OPENの珈琲店があるんです。
分かりますか?
ここです。
この交差点にもろ面しているこの建物こそ今回ご紹介したい、
もっくん珈琲です!!!
もっくんといえば、つくいちやつくばコーヒーフェスティバルなどをはじめとしたイベントでの出店販売専門の「もっくんカフェ」という名前で知られ、多くのファン(一例ですがフォロワー5000越えww)に親しまれてきたカフェですが…。
2019/05/09、本日店舗を構えて「もっくん珈琲」をOPENしました!!
こりゃ行くしかあんめ!というわけで早速ログインしてまいりました。
つくば市大曽根に”もっくん珈琲”OPEN!!
こちらもっくん(左)とよっちゃん(右)ご夫妻。
筑波大学自然学類(現地球学類)卒業生の二人は、卒業後もつくばに残り、移動販売型カフェ「もっくんカフェ」を営んできました。
この笑顔に見覚えのある方もきっと多いのではないでしょうか。
大使も行く場所行く場所で(例えば植物園などでも)もっくんカフェに遭遇し、憩いの一服を得ておりました。
しかし今回なぜ移動型から店舗型にシフトしたのか、コーヒーを飲むよりも先に訊いてみました。
どうして移動型から店舗型にしたんですか?!
コーヒーフェスティバルに出店したのを機に、以前から思っていた店舗を本気で実践しようと思いました。その後、繁忙期のGW明けで出店してしまおうと決め、今日を選びました!2日あれば準備できるっしょ―!ってね(笑)けど実際はかなりギリギリ!なんとかオープンしたけど、まだ慣れません。
ようやっとオープンしたけどね、自宅は花畑にあるから、子どもの学区の中でなんとかお店を開けたいと思ってさ。学区の端っこの自宅より、ど真ん中の方にお店を開けられたのもあって、今では子どもも学校終わりに友達を連れてやってきたりするよ!
子ども中心で生活スタイルを変えているから、そういう風景をみると安心するね。
なるほど!以前から考えていた店舗化が、コーヒーフェスティバルを機に子どもの生活基準で実現したわけですね!
まぁ雰囲気的には、今まで同様、移動型の感じに加えて屋根と豆販売が付いたよー!って感じなので、ぜひいつもの感じで来てもらえたらなと思います!
と、店舗は構えたものの、雰囲気はいつもと全然変わらずなお二人。むしろ安定感がさらに増し、ほがらかさ120%感すら。きっとお子さんを移動型店舗に合わせて移動させるのはやはり大変な部分も多かったのかな…?お子さんにとっても場所が決まると、友達を連れてこれたりとナイスな感じですね!
もっくん珈琲の珈琲をいただく…!
さて、せっかく来たのでもちろんコーヒーもいただきます!
今回はケニアABキルラという豆でコーヒーを淹れていただきます。
ちなみに今は3種類の豆を取り扱っているそうですが、来客数の増加に合わせてもっと多くの種類を販売していくそうです。
これはコーヒー豆の鮮度を保つが故。お客さんにオススメしたいコーヒーは多種あるそうですが、あまり多く仕入れ・焙煎を行っても日が経ちすぎると味や香りに影響が出てしまうため絞っているんだそう。
イラストのアノマロカリス君曰く「豆のお値段はすべて同一です」とのこと。
100g ¥700
200g ¥1300
400g ¥2500
(すべて内税)
お豆を買いに来る方、ぜひ参考にしてみてください。
さぁて、ケニアABキルラのアイスコーヒーをよっちゃんに淹れてもらいます。
訊くと、アフリカの豆は酸味や苦みなど様々な味がそれぞれ強く出て、エキゾチックな味わいになるとのことでした。
ブラジル産などはそれに比べ優しい味わいだそう。
これはエキゾチックとは一体どんな味なのか楽しみです…。
よっちゃんはコーヒーを淹れながらこんな話をしてくれました。
「レンコンってなんであんな形をしているのか気になってさ。もしかしたら、宇宙のインフレーション理論のような自然界と宇宙に通ずる法則性があるのかもと思って、考えたりしながらコーヒーを淹れているんだ・・・。」
地球学類出身ということもあって、よっちゃんは「地球」や「自然」をテーマに想像を膨らませることがときたま。
店内に地球に関する本を置いたり、2Fに天体観測スペースを設けたりなど、オープンしたてにして既に未来予想図が出来上がってきているみたいです。
そんな宇宙レンコンの話はさておき(もっくんもソッチ系の話は8割無視しているそう)、
コーヒーは非常に良い香りで美味しそう!やっぱりプロはちゃいますわ!
「テイクアウト専門+ちょっとだけ座る場所もあるよ~」というスタイルなので、コーヒーやそのほかのドリンクはカウンターで受け取ります。
ストローやミルク・ガムシロなどはセルフでやりましょう。
ドリップアイスコーヒー<【本日の豆】ケニアABキルラ(中煎り&深煎りブレンド)>(¥350)
はちみつりんごスカッシュ(¥390)
こりゃうまそう!!!
このように店外のテーブルで飲むことも可能です!
味はもちろん…エキゾティ――ッおっとっと、気になる方は実際にその舌で味わってみてください(*’▽’)b
ちなみにお手製のベルギーワッフルも甘さは控えめなのにバターが良く香るオススメな一品でしたー!
コーヒーとの相性も良しです(゚д゚)!
焙煎室には国産の巨大焙煎機が!!
さて、販売スペースの隣には焙煎室があります。
ここにはなんと、今まで移動販売型カフェだったもっくんカフェにはなかった、
焙煎機がある――――!!!
しかも国産のフジローヤルというメーカーです。
数百万したというその設備、夢の分割払いでなんとか設置したそうです(;´∀`)
そして今までと異なり、焙煎も自ら行っていく決意の元設置した希望のマシーン。
元々コーヒーをプロとして淹れてきたのでまさか素人とは比べ物にならないレベルではありますが、試行錯誤・研究を繰り返し、既にオリジナル焙煎の術を会得したそうです。(お世話になっている人に教わったりしながら)
ついにもっくん珈琲が焙煎から独自の手法でコーヒーを淹れ始めた、という一大事実ですね。
ちなみにこの焙煎機、焙煎中でも豆の焙煎具合を確認するためにちょっとだけ豆を引き出せるポケット端子が付いており、これにより細かな焙煎度合いの調整が可能な模様。こだわり甲斐がある造りなんですねー!
あとあと、豆を焙煎した後に残る豆がら的なやつは、現状処分することが多いそうですが、肥料にも使えたりするらしい?
勝手に食べてみると、ほんのり豆の甘い香りがして、きな粉や湯で豆を食べた後のふんわり甘い食べ応えでした。
砂糖漬けにしてバイラアイスに乗っければ美味しそう!
そんな巨大焙煎機があるので、店舗外壁には大きな煙突もついてます!
これがあると一段と珈琲屋って感じがしますね!
2Fを超えて伸びる煙突。…え?2F?
秘められた2F、今後の展望。
そう、実はもっくん珈琲には2Fがあります。
といっても、コーヒーを飲むためのスペースではなく、まだ利用の仕方ははっきり決まっていないそう。
コワーキングスペースにするには小さめだし、かといって倉庫にするのももったいない!ということで、今のところは予約制の会議・作業室を実装予定みたいです。
続報を待ちましょうー!
もっくんご夫妻の意外な特技!
さて、もっくん珈琲を営む二人には、実はそれぞれコーヒーからは想像がつかない特技があることが判明しました!
まず旦那さんのよっちゃん。
地球学類時代から芸術専門学群に転向を考えたこともあるほど、デザインが得意。
店内に飾ってあるビビッドな色づかいが特徴的な絵、さらにはつくばコーヒーフェスティバルのロゴも考案したという。まさかでした!!
レンコンについて宇宙との共通点を考え出してしまうほど”ぶっ飛んだ”アイデアを持つよっちゃん、きっとコーヒーにもそのセンスが表れているのかも?
お次はもっくんの特技!
メニューにも入っていますが、もっくんはタロット占いが得意です。
1000円ドリンク付きでタロットカード1枚引きの10分間占いをしてもらえます。(15:00までの受付/3枚引き20分コースも別途有)
今回はキリンが挑戦!
出たカードはマジシャンのカード。プライベートでは恋愛にもう一歩のところまで来ているが、どうしてももう一歩結果に結びつかないというキリンに対し
「これは基本的に良い意味なのだけど、もしかしたら相手が自分の理想的な距離感ではなくグイグイ来るタイプなので戸惑ってしまっているのかもね。マジシャンが恋愛相手のどんどん来る好奇心的なものを表しているのだとしたら、それに引いてしまっているのかもしれないね。世の中にはいろんな距離感で付き合っている人がいるけど、もし本当に長くお付き合いをするなら、自分の感覚で楽な距離感の相手を探すか、そういう距離感に持っていくのがいいのかも。」
これには一同圧巻。
もはやタロットの域を超えて、「スナックもっくん」レベルの助言だ!
みなさんも何か悩みがあるときは、もっくんでコーヒーを飲みながら占ってみてもらってはいかがでしょうかー!
ということで、待望のもっくんカフェが店舗を構え「もっくん珈琲」となった記念すべき今日でした。
ぜひみなさんも飲みに行ってみてくださいねー!
それではまたジカイ。
もっくん珈琲の詳細情報!
営業時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | 土日 |
場所 | |
@mokkun_cafe |
メニュー(2019/05/09時点)
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