選挙費用ほぼなし、選挙カーなし、選挙ビラなし、選挙はがきなし、後援会なし、メガホンなしの選挙戦。

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おーっす!

この度はつくば市議会議員一般選挙2024で2期目に当選させていただきました、勝手につくば大使です。

応援してくださっているみなさま、チャンスを与えてくださり本当にありがとうございます。

実は2期目からが議員の本格スタートと言われるほど、1期目の期待から4年間の実績や評価と向き合わなければいけない、大きな壁を2401票→2835票とさらに応援をいただいたことで

いよいよ本格的に議員として突き進ませていただける運びとなりました。

がんばります。本気で。

 

さて、今回の選挙は衆議院解散に伴い、衆議院議員・つくば市長・つくば市議会議員のトリプル選挙となりました。

つくば市議会議員候補者は46人もおり、かなり激しい選挙戦を経ました。

しかし勝手につくば大使は選挙に独自のこだわりがあり、実際に結果を出させていただいたので、これからいつか市議会議員になりたい!という方が、お金や慣習で挑戦を諦めることがないよう、ハードルを下げる一つの事例としてご紹介いたします。

いろんな人が挑戦し、議会の構成員も多様性に富んだ方が、議論に深みが出て市民のために活躍することになると思っているのでつくば市に限らず全国のチャレンジャーの皆様にこの記事が届くことを願っています。

 

①選挙カーは不要

いきなり選挙の固定概念を壊すようなこだわりです。研究論文などでも、うるさい選挙カーでも名前を覚えてもらわないことには土俵に立てない、といった行動原理から一定の効果があると示されている選挙カーですが、自分は使いません。

4年前はマイカーにポスターを貼って、少しでも宣伝に繋げようとしたのですが今回は自家用車すら使っていません。

なぜか?

昔からうるさいのが嫌いなんです。赤ちゃんも起きちゃうし、そういう時は投票しないどころか怒りすら湧くほどです。それでも効果があるからって大音量で走るのは、記憶に残そうと市民を動物的に見ている気がして、絶対やりたくないんです。

しかし地域によってはあいさつととらえ、むしろちゃんと選挙カーを走らせて欲しいという受け入れ具合の場所もあるのでこうした選挙カーの存在は全く否定しませんが、とりあえず選挙カー走らせよっというのは出来ることをやり切りたいがための本人の不安回避行動なのだと思えます。

自分のために地域の赤ちゃんを叩き起こしてもいいのが選挙なのだとしたら、少しずつ根底から変えていきたいです。

なので選挙カーを使わずとも当選は狙える、と声を大にしてお伝えします。

 

②選挙ビラ・選挙はがき・後援会なし

地域のメンバーを束ねチーム戦としての選挙を行う場合は、後援会は有効です。

ただし、選挙ビラを道を遮って渡したり、大勢で印象に残そうと活動するのは時として逆効果にもなると思っています。

地域の知り合いに、口コミで応援の輪を広げていくのはかなり強い手法だと思います。

この場合、自分の後援会メンバーが頑張っている姿を見て、「知り合いだから応援しよう!」など純粋に地域の議員とのアクセスができていくことは当選後の政治活動においても重要なコネクションとなります。これは合理的。

しかし、人が多い場所でとにかく運動員を動員し、ビラを配ったり通路での宣伝行為は歩いてる側からすれば邪魔ではないでしょうか?自分は紙もゴミになるのでいらないです。応援している人がいたら自分から欲しくてもらいにいくので、半ば強引に渡すような行為は無くなっていってほしいと思っています。

 

特に現代はネットで情報を得るなんて当たり前ですよね。物理的に攻めるよりも、候補者のことが気になった人がスムーズにアクセスできるよう発信していくのが重要で、自分の場合は後援会もなく通行の邪魔にならないよう配慮した選挙戦でした。

選挙はがきも同様に、不要派です。

③選挙費用0

一番ネックになりそうなのはやはり選挙費用ですよね。

かかりません。

 

逆に何に使うんですか?

事務所でのお茶やウグイス穣さんなど人手がいれば当然お金はかかってくるでしょうが、前述の通り後援会がなければ事務所もなく、ポスターも公費で出るので1円も使ってません。

強いて言えば1回交差点で手を振りにいった時に車で向かった分のガソリン代くらいでしょうか。家から研究学園の往復なので500円くらいですかね。

個人的には選挙にお金をかける余裕なんてなく、少しでも粉ミルクとオムツ代に回したいんです!!w

 

むしろ日頃から地道に街の情報発信をしたりして、応援してくれる人をしっかり大切にしていれば選挙期間だけ大騒ぎしなくても大丈夫。どっしり構えて日々の活動を続ければいいんです。

うちはたまたま選挙前日から赤ちゃんが高熱で入院し、投票日の前日まで面会の日々でした。

やっと退院でき家族で外の空気を吸いにいったので、交差点で手を降ってアピールも兼ねましたってくらい、謎の選挙戦だったなと思っています。

本当は手を振るのも選挙の時だけって思われるのが嫌だったのですが、意外と喜んで手を振り返してくれる方が多く、すごく楽しかったのでついやってました。これくらいはやってもいいんですかね?どう思いますか?

 

④メガホンなし

前回の選挙ではメガホンを持って、色々語りながら練り歩いていたのですが、正直車から全文は拾えません。

あ、○○さんが立候補してる!と気づいてもらえたら十分合格だと思い、思い切ってメガホンすら手放してみましたw

自宅で動画を回す時と面会に行った時以外ではほとんど喋っていません。

 

伝えたいことはSNSにアップし、Xでは1万回以上再生されました。

こちらから無理に伝えようとするのではなく、情報を求めている人がたどり着いてくれれば良いので、この手法をとって正解だったと思っています。

 

これはぜひこれから立候補される方にはオススメしたいです!

 

さいごに

とまあ色々勝手なことを書きまくりましたが、あくまで選挙のハードルを下げて、街の役に立ちたい人が選ばれる世の中にさらになっていってくれたら良いなという気持ちしかありません。

 

時代に合わせた選挙戦の一つの実証実験としてここに記します。

つくば、最高!!!

 

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