本日から登録スタート!一種普通免許でライドシェアのドライバーになれる!

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いよいよ始まるライドシェア事業!つくばの交通課題解決の一手になるか?!

おーっす!勝手につくば大使です。今回は興味深い事業の発表会で説明を聞いてきたので、そのルポです。

2024年問題と呼ばれる昨今の運転手不足、、車社会の田舎にとっては交通インフラは生活の基盤中の基盤です。

しかし人口減、高齢化、など様々な原因によってつくバスが減便になったり、夜タクシーが捕まらなかったりと移動における課題は徐々に深刻化しています。

 

そこでなんとつくば市・土浦市・下妻市・牛久市の4市が立ち上がり、既存の公共交通では行き届かない交通空白時間・地帯の課題解決に向けて、ライドシェア事業をスタートしました。

まずはドライバーを募集し、R7.1から実際に運行が開始されるそうです。

 

ということで今回のライドシェア事業はどこで利用できるのか、ドライバーの給料はいくらなのか、などなど発表会の説明に沿って一緒に見ていきましょー!

流れはこんな感じ。

この記事の末尾に詳細画像とリンクを貼るので、さっさと登録するぞ!って方は下部へスライドどうぞ!

 

それではいきましょー!

このライドシェア事業の概要

全国どこでも、特に車社会の郊外において抱えてる運転士不足。つくば市でもつくバス平日13%,休日32%の減便となり、徐々に移動の課題が大きくなっています。

これは国で残業規制が厳しくなったことで、地域の交通インフラを補う人手がいないことが見えてきました。

バスに限らずつくタクも17時以降移動出来なくなる交通空白地帯が出てしまうなど、行きたいところに自由に行けない事態も。

 

こうした激ヤバな状況を打破すべく、4市で解決に向けて動き出しました。

 

運転手が足りない問題を解決すべく、一種免許ドライバーを活用し、公共交通が足りていない時間・エリアでライドシェアしてもらうことで、移動困難な人を生み出さないようにする作戦です。

また、AIオンデマンドを使って、効率的に乗合を行うことで、1人の運転手が稼働している間になるべく多くの人の移動を支えてもらうシステムも導入されます。

 

それがこちら。

ドライバーバンク→Community Crew

AIオンデマンド→mobi

という名称で運用していくとのこと。

この事業の受託者Community Mobility株式会社は過去3年間つくタクなどでmobiを実証してきて、ドライバー不足が各地域で深刻だと実感し立ち上がった会社です。

mobiのみでは地域交通課題は解決出来ない。もっと根本的にドライバー不足を解決する必要がある。

そこでCommunity crewを立ち上げたそうです。

クルーには乗組員、そして仲間という意味があり、地域で仲間となり地域を活性化させていきたいとおっしゃっていました。

 

さて、それでは実際にどこで運行されていくのかを見ていきましょう!

筑波山・つくばと土浦の境界近辺で実装される

まずは筑波山エリア。このライドシェア事業はあくまで既存の公共交通が行き届かない部分について一種免許でのライドシェアを行うものなので、市内全域でUberみたいに呼べるわけではありません!

むしろ非常に限定的なエリアでのみ活用できるものなので、間違えないでくださいね!

 

筑波山エリアはつくバスの減便に伴って17時以降につつじヶ丘(女体山駐車場)からのバスがないため、駐車場までバスで来た人が17時以降になってしまうと帰る足が・・・

麓の筑波山口まで行けば北部シャトルでつくばセンターまでの便が夜も出ているので、つつじヶ丘ー筑波山口間の交通空白地帯に限定されています。

平日・土日祝 17:00〜20:00

利用料金 1000円/一回(小人半額、未就学児無料)

 

続いてつくばが関係しているのは桜ニュータウン(つくば市下広岡周辺)ー天川地区(土浦市)周辺のエリアです。

このつくば・土浦エリアの赤枠地点内での発着が出来るのですが、このエリアにはつくばセンター・学園並木・県南病院・ジョイフル本田も発着可能地点で含まれています。

駅や買い物、病院に行く際に活用できるようになっています。

平日・土 6:00〜8:00 / 17:00〜21:00

日・祝  6:00〜21:00

利用料金 600円/1回

 

行政区域を跨いで移動できるのは便利ですね!利用料金は廃線前のバス運賃400円を元に策定したとのこと!

 

下妻では125南側のエリアで実装されます。北側にはシモンちゃんバスや筑西・下妻広域連携バスが通っており、地元に2件のタクシー会社があるため、南部に限るとのこと。

常総線の駅はあるが住民はタクシーかマイカーによる移動が基本となっており、ライドシェアでの課題解決が適していると判断したそう。

またつくバスが下妻へ乗り入れることもあり、結節点へのアクセス手段確保を狙っているとのことでした。

牛久ではS50から団地開発、ひたちのうしく駅開業で人口増えてたがH29より人口減に転じ高齢化が進む。日中通勤通学で市外に出る人も多く。うしタク、かっぱ号の利用者より日常課題を受け参画に至ったとのこと。

割と広範囲で自由に利用できるので、こちらでドライバーされる方は地元の方になりそうです。

利用料金はどちらでも 700円/1回です!

 

二種免許取得支援も!ドライバー募集関連情報

受託者Community Mobility株式会社村瀬社長よりサービスについての説明を受けました。

 

2024年問題の背景。

 

企業体の構造。WILLER株式会社は高速バスの運行サービスを担う会社なので、募集のあったドライバーさんと面談を経たのち、安全運転などの研修を行う際に、そのノウハウが活かされるそうです。

 

またKDDIのデータ活用ノウハウもあるため、全国で培ったAIオンデマンドのルート最適化などのテクノロジーも大きな特徴。

 

さらには特別な機器は必要なく、スマホなどですぐにサービスが開始できるのも特徴。

アプリで点呼や運行管理もリモートで管理できるため、多様な働き方に合わせやすいのもいい点ですね。

 

また二種免許の取得支援も行うとのことで、根本的な運転手不足問題解決のための人材育成も。

まずは一種でドライバー業に携わり、気に入ったら二種免許を取得して本業へ、という流れもありそうですね。

 

そんなドライバーの募集が2024.10.01本日よりスタートしました。

各エリア20名、合計80名の登録を最初の目標にしているとのことなので、気になった方はドシドシ応募してみてください。

 

そして気になるドライバーの報酬は

料金体系はこんな感じ。

基本歩合 1回(1予約)1200円。1カ所から乗せる人数が2人以上の場合、2人目以降は子供でも半額の600円ずつ追加となります。乗合で途中で追加で乗せる時は1人目1200円からとなるそうです。

プラス運行インセンティブとして1ヶ月で10回以上の運行した場合は10000円、登録インセンティブとして初回に10000円が加算されます。

 

また登録できるエリアは1つに限らないため、朝は筑波山、日中は下妻牛久、夜はつくば・土浦なんて組み合わせもできます。

 

 

また諸注意としてドラレコ必須(ない場合は無償貸与)、ガソリン代など経費は実費など細かな条件があるので、要チェックです。

気になったらぜひ皆さんも応募してみてください!隙間時間でライドシェアしましょー!

応募ページはコチラ

さいごに

新しい取り組みが結果に結びつき、いつか地域の公共交通の課題を解決する一手になればなと思います!

さすがつくば、最高!!

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