週末のおいしいほっこりタイムは”とこぱん”で決まり♡

Tweet

Pocket

おーっす、あぼです！

みなさんに質問です。

つくばにある、とある床屋さん。

その床屋の奥に

それはそれはおいしいサイフォンコーヒーが味わえる、

そんな穴場があるのをご存知でしょうか…？

その名も、

「とこぱん」！

床屋のパン屋。とこぱん。

あまりにちょこんとありすぎて

初めてくるひとはなかなかたどり着かないけれど

無事みつけたそこには

とてもあたたかな空間があるのです。

心に秘めた思いがひょんなきっかけで実現…！

このお店のオーナーはこちらのなおみさん。

お店に入ると太陽のような笑顔で迎えてくれる

元気で明るくて笑顔がすてきで

ちょっとおっちょこちょい？なかわいらしいお方なんです笑

そんななおみさんに

この「とこぱん」についてきいてみました。

「とても雰囲気がかわいい、あたたかいお店ですね。

お店を始めたきっかけはなんですか？」

「昔コーヒー屋さんでコーヒーの勉強をしながら働いていていました。ある日コーヒー屋さんが大量にお菓子の注文を受けて、あまりに多くて対応できなかったから手伝ってほしいと言われたんです。けれど、営業許可を持っていなかった。それで、「じゃあ…（お店を）やるか。」ってなったんです笑」

「そ、そんなかるい感じだったんですか？笑」

「もちろんゆくゆくはパン屋をやりたいっていう気持ちはずっとありました。

でも、いざやるとなったら準備はすごく大変でした。まず、営業許可を取るのが。だからここ、最初はお店じゃなくてただの工房だったんですよ。

そんな感じで、働いていたコーヒー屋さんをやめて、「じゃあお店でも始めてみようかな」っていうノリではじめたんです笑」

「ノリ！笑　でもノリで始めたお店がこんなに居心地の良いすてきなお店になるなんて、すごいですね。

はじめの一歩を踏み出すのは勇気がいりますし、ひとりでやっていくのは大変なんじゃないですか？」

「確かに大変だけど、でもすごく楽しいです。楽しいことは、ぜーんぶひとりじめですからね！

普通のパン屋さんって分業のところが多いんです。仕込みは仕込み、焼く人は焼く人、成形は成形。大きいパン屋さんだと、さらにサンドを作る人とか！ポジションごとにやることが決まっているんです。逆を言えば、通しで全部やるということがなかなかできなくて。

その上お客さんと触れ合うことがほとんどないんです。（パン等を）つくるだけ作ってそこで終わりなのがなんだかもったいないなと思いました。」

「お店の人とお客さんが話せるって、とてもいいですよね。」

「そうですね。昔好きだったパン屋さんが全てひとりでやっていて。男性のオーナーさん一人で。私は兵庫の西宮というところでパンの修行をしていたんですが、そのパン屋さんはすぐ隣の芦屋にありました。原チャリでよく行っていました笑

その芦屋のパン屋さんが、すごくゆるいパン屋さんで。ひとりでやっているのに、カフェスペースもあるんです。パンを焼きながら、カフェもやっていて。サンドも、つくっておいたものを売ればいいのに何故かホットサンドしかないんですよ笑　だから行くとすごく待たされます。だからお店のことをすごくわかっているひとしか行かないんです笑

平気で２時間３時間待っていたりしました。つくっているから、他にお客さんがいるわけでもないのにすごく時間がかかるんです。でも私はそのお店でパンを待ちながらオーナーさん話したり、作るのを見ているのがすごく楽しかったんです。パンを焼きながらちょっとした空き時間にギター弾いたりとかしてるんですよ笑 食パンとかも作るちゃんとしたパン屋さんで、お店も別にこじんまり、とかではないのに笑」

「あはは、なんだかあったかいお話ですね。

そんなお店を見ながらなおみさん自身でも修行を積んで、いつかは自分もお店を開こう！と決めたんですか？」

「そうですね。

でもその時からずっとガチなパン屋はできないなって言うのはわかっていました。ガチのっていうのは、食パンがあって、ハードなパンもあって、色んな種類のものがある一般的なパン屋さんってことです。ああいうのはできないなっていうのはずっと思ってて。かれこれ10年以上前から、いつかお店をやるならこういうゆるいお店にしようって思っていました。」

笑顔でそう話すなおみさんのもとには、多くのお客さんが訪れます。

なおみさんは途切れないお客さんの対応のすきまを見つけては

イートインスペースでゆったりとお客さんとの会話を楽しみます。

もちろん、そこに集ったお客さん同士も色んな話をして笑い合う。

なんだかあまりにほっこりとした心地よい空間だったので

あぼも気がついたら２時間以上もとこぱんですごしてしまいました笑

甘すぎず、でもとにかくかわいい「とこぱん」の店内

ところどころにかわいさが散りばめられている

外観も内装もとてもかわいいこのお店。

実はほぼすべてを旦那さまと２人でつくったとのこと。

ハンドメイド感あふれるイートインスペースや

店内の小物もひとつひとつがすべてかわいいのです。

なかにはこんなものも…

常連さんからの手作りプレゼント。

「それはいただきものなんです。

中の商品は実際にとこぱんで作っている商品と同じなんです。すごいですよね。」

そんな、お客さんに愛されるお店、とこぱん。

そんなとこぱんのオススメを

たまたま出会ったかわいいおねえさん（常連さん）に聞いてみました♡

「とこぱんのオススメの一品はなんですか？」

「おすすめ！全部美味しいので…ふふふ♡

あ、ぽてたまはすごくすきです。でもブリオッシュも…！」

季節に合わせた味が楽しめるブリオッシュ

ブリオッシュは今はあん生ブリオッシュやみかんジャムのブリオッシュがあります。

ついこの前まではカスタードとフレッシュいちごのブリオッシュがあったとのこと。

いちごやりんご、ガトーショコラやパフェの登場など、

季節を感じながらいろいろな商品を楽しむこともできます。

「とこぱん」でのほっこりタイム

せっかくなのであぼもイートインでいただくことに…♡

まずはとこぱんの推しメン、サイフォンコーヒーです。

理科の実験みたいで見ているだけでおもしろいサイフォンコーヒー

コーヒーの種類は

とこやブレンドととこパンブレンドの２つがあります。

今回はおねえさんが一緒にカフェタイムをすごしてくれることになり、

２つの種類をわけっこしました。

ふたりいればこんな感じで両方のコーヒーを味わえる

あとは瀬戸内レモンのチーズケーキとあん生ブリオッシュ。

食べすぎ？いえいえ、キリンには別腹というものがあるんです笑

おねえさんは週１でとこぱんに通う常連さん。

なんと、おねえさんもあぼもチーズケーキが好きという共通点が。

「あぼさんはレアとベイクド、どっちが好きですか？」

「うーーーん…とてもむずかしい質問ですね。

でもやっぱりベイクドですね！」

「そうなんですか！私はレア派です笑」

「え、じゃあこれ（とこぱんのチーズケーキ）は…？」

「いやいや、別格です笑

『ベイクド＜レア＜とこぱんのチーズケーキ』ですよ！♡」

甘すぎず、何個でも食べられそう！

そんなおねえさんの言葉通り

とてもとてもおいしいこの瀬戸内レモンのチーズケーキ。

チーズケーキのやさしい甘さと

かすかな、でもさわやかなレモンの香りがとてもマッチしています。

し、しあわせ…♡

もちろん目の前で淹れていただいたサイフォンコーヒーも絶品。

さすが、とこぱんの推しメン。

そのおいしさに、思わず２人でにっこりしてしまいました。

実はなおみさん、コーヒー屋さんで働くまではコーヒーを飲むことができなかったそう。

パンの勉強をこれでもかというほどした後、

パンに合うのは絶対コーヒーだ！と考え

コーヒー屋さんで働きながら勉強したのです。

だからこそ生まれたこの味。

なおみさんの愛情がこもりにこもった１杯は

まったりと週末の時間をすごすのにぴったりです。

金曜・日曜は「とこぱん」へ！

1週間お仕事やお勉強をがんばった週末は

ぜひぜひ「”おやつなパン屋”とこぱん」にきてみてください。

オーナーのなおみさんが愛情を込めてつくった

美味しいサイフォンコーヒーとパン、そして

あたたかでやすらげる空間が心を癒やしてくれます♡

かわいらしいお店ではありますが

老若男女問わずとても入りやすいお店なので

気軽に足を運んでくださいね。

「あ、ちなみにこちら（のおねえさんが）

先程のシル●ニアファミリーのプレゼントの作者さんです！」

「な、なんたる偶然…！」

「とこぱん、だいすきなので♡」

とこぱんさんの詳細